2016/02/21

「rooms32(ルームス32)」 ファッションとデザインの合同展示会


今シーズンのコンセプトは「GALAPAGOS(ガラパゴス)」
グローバルニッポンとは何だろう?


2月17(水)〜2月19日(金)の3日間、アッシュ・ペー・フランスが主催するファッションとデザインの合同展示会「rooms32」が国立代々木第一体育館で行われました。
今回で32回目を迎える今シーズンのコンセプトは「GALAPAGOS(ガラパゴス)」
「FASHION」「ETHICAL」「OUTDOOR」など合計12エリアからなる会場から、約500ブランドが日本ならではの独自性・個性を表現し大いに盛り上がった3日間となりました。

個人的に気になったブランドや会場の様子こちら♪




コンセプトの「GALAPAGOS(ガラパゴス)」と聞いて、やっぱり一番に浮かぶ「ガラケー」は入り口でお出迎え。



「gaf.(ガフ)」
古くからアーティスト達が使い続けてきた絵画用のカンヴァスでつくった、ブックカバーやバッグなどを展開。






「Yoccatta(ヨカッタ)」
廃棄エアバッグをファッションの知恵や技術で再生/リサイクルしたいという思いでつくられたバッグを展開。




「ditto(ディット)」
さまざまなジャンルで活躍するアーティストたちの作品をスカーフに落とし込むアートプロジェクト。




「Junichi Hakamaki(ジュンイチハカマキ)」
もしマリーアントワネットが現在の原宿に生まれ変わったらどのようなヴィジュアル的な表現をするかという仮設を元に「マリーアントワネットの娘達」というアートプロジェクトを発表。


「KEISUKEYOSHIDA(ケイスケヨシダ)」
KEISUKEYOSHIDAの服と写真、及びデザイナーが小野啓さんの写真作品を展示。


このエリアは、個性が際立ち表現に概念がないブランドやキャラクターを軽やかにそしてまっすぐに発信するエリア。
ライブペインティングをしているブランドも多々あり、会場内で最も「ガラパゴス」な空間でした!








「TRADMAN'S BONSAI(トラッドマンズ ボンサイ)」
90年代ストリートカルチャーの洗礼を受け海外文化に憧れを抱き過ごした日々から時を経て、自分たちが信じる決してぶれる事のない"日本の魅力"を最大限に体現。




「ALLSAINTS(オールセインツ)」
先日原宿キャットストリートに期間限定のコンセプトストアをオープンし、東京上陸を果たした英国発ブランド。
春には日本語ECサイトも立ち上げる予定で、今年注目のブランドの1つ。


東日本大震災をきっかけに、2012年から生まれたプロジェクト。
「どこの誰が作ったか」という背景をメッセージとして伝え、心に響くメードインドットを発信。










紹介したのはほんの一部ですが、広々とした代々木第一体育館に出展ブランドがぎっしり詰まった空間は、とても楽しくて贅沢な空間でした!
また、今回はアーティストによるライブや体感できるブースが多く、より一層来場者を楽しませる演出が特徴的だった気がしました。
合同展示会の概念を超えた展示会「rooms」に今後も大いに期待です!!

以上、現場からでした!

Katsutoshi Onuma