2016/07/07

会田誠展「はかないことを夢もうではないか、そうして、事物のうつくしい愚かしさについて思いめぐらそうではないか。」


これまでのイメージを覆す展覧会
「今までの僕のファンが総取っ替えになっても構わない」

7月6日(水)〜8月20日(土)まで、新宿区のミズマアートギャラリーにて現代美術家の会田誠さんによる会田誠展「はかないことを夢もうではないか、そうして、事物のうつくしい愚かしさについて思いめぐらそうではないか。」が開催中。


今回50歳という節目の年に当たり、まったく新しい方法・形式・素材に挑戦し絵画における「純粋の美」を表現。
タイトルは明治時代の美術行政家・思想家の岡倉天心が書いた「茶の本」から引用しています。

会田誠さんと言えば、「取り扱い注意の作家」とも呼ばれ、美少女・エログロ・ロリコン・戦争・暴力・酒の賛美など、社会通念や道徳心に対するアンチテーゼを含む、センセーショナルな作品で知られています。(Wikipediaより)
私自身も2012年に開催された展覧会「天才でごめんなさい」のグロテスクでエロティックながらも、アート性に優れた作品の数々を見た時の衝撃は今でも鮮明に覚えています。

今回はこれまでのイメージを根本から覆すもので、会田さん自身も「なんなら今までの僕のファンが総取っ替えになっても構わない」と言い切ります。
そのため、新作イメージも展覧会初日まで完全な秘密主義を貫くという徹底ぶりです。

全貌はぜひ会場に足を運んで見て欲しいので、ここでは会場の様子を少しだけご覧ください。







捉え方は人それぞれですが、きっと「裏切られる」こと間違いなしです!
また、今回の展覧会は無料ですのでぜひ!!

Katsutoshi Onuma