2015/06/16

Tシャツを見に美術館へ / AZ-アンリアレイジ


ANREALAGEとの出会いは忘れもしない4年前の2011年。

初台の美術館で開催された「感じる服 考える服」での展示。

2010A/W「WIDESHORTSLIMLONG」


展示されている巨大なマネキンの為に作られた服
(実際はちゃんと着れる服)に衝撃を受けたのを鮮明に覚えている。
これまで自分が抱いていた服への定義、概念みたいなのを覆された。

80年代のギャルソン・ヨウジが「東からの衝撃」なら
自分にとってのアンリアレイジは「初台からの衝撃」だった。

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六本木、国立新美術館。
マグリット展はあいかわらずの盛り上がり。
今は駆け込み需要的な感じなのかな?

そんな中、ANREALAGEのTシャツライン「AZ(エーゼット)」が地下で販売されてます。




このTシャツはNO DESIGNというデザイナー集団と共同で作っているTシャツライン。

「せかい」「神」「自由」など聞けば誰もが知っているであろう言葉やモチーフにスポットを当て、
独自の観点でデザインとメッセージで我々に訴えかける
一種のパロディーTシャツと言えば分かりやすいかな。

そういえば、
パロディーTって意外に何でもできちゃう
ユーティリティプレイヤーだと思ってるんです。

私服の一点投入にもハズしにもいける。
ちょっとしたユーモアが欲しい時のプレゼントにもハジャマ?にも。
旅行とか友達との誕生日会(呼ばれないけど…)なんかにも着ていきたい。

ユーティリティプレイヤーなのにユーティリティプレイヤー感を出してないとこがまた憎いポイント。

だから好き。
パロディーTシャツもANREALAGEも。


期間は8月中旬まで。
じっくり悩んで納得したお気に入りを買うとしよう。

Katsutoshi Onuma