世代交代が進む東コレ、その中で次世代を担う存在の「東京ニューエイジ」
ヒカリエホールAでの堂々としたコレクション!
SOSHIOTSUKI(ソウシオオツキ)
今季は"華道家の小春丸さん"とコラボレーションしたコレクションを発表。
小春丸さんの日本的で伝統ある花々が洋服から生えているようなルックが並んだ。
花を際立たせるよう洋服は「器」をイメージし、シンプルで控えめなデザインにしたという。
小春丸さんの日本的で伝統ある花々が洋服から生えているようなルックが並んだ。
花を際立たせるよう洋服は「器」をイメージし、シンプルで控えめなデザインにしたという。
祖母が若い頃、洋裁店を経営していた時に作っていた服にインスピレーションを受けコレクションを発表。
今のデザイナ―自身の好みにマッチしたという「レトロな花柄や色味」を、ブランドの持つ「セクシーさ」と合わせ現代風にアレンジした。
テーマは「出会いと衝動」
ロックやファッションに出会いと衝撃を受け、異性を意識し始めたティーンエイジャーをイメージ。
ロックデビューしたくてとりあえず髪にメッシュを入れてみたり、「レオパードや迷彩柄」「ダメージデニム」を着て、これで合っているのかも分からないままカッコつけてみたティーンエイジャー達が登場した。
テーマは「街外れのブティック」
流行りに遅れてどうしようもない街外れのブティックをイメージしたコレクションを発表。
ファーストルックで登場した老婆をブティックのオーナーと位置づけ、そのオーナーが行うファッションショーをイメージしたという。
アイテムや色の組み合わせ、サイジングが合っているかも分からない「奇妙」とも言えるルックが並んだが、その奇妙さが逆に独特の「アート性」を感じさせるようなコレクションだった。
テーマは「何かを諦めた女性像」
20年代のアメリカ、看護婦として戦争に関わった女性をイメージソースにとしたコレクションを発表。
ミリタリーをメインに、女性らしさを感じられるをタータンチェックやレースを組み合わせ「女性のミリタリー」を提案した。
これからも自分達の個性を貫いて、これからの東京を代表するブランド・集団になってほしい。
Photo・Text:Katsutoshi Onuma