「着物」と「洋服」の融合
今回はバレエ要素に「パステル」をMIX
「銘仙(めいせん)」…大正から昭和にかけて女性の普段着として用いられていた平織りの絹織物。
これを洋服に再利用できないかと考えたという。
前半は、白・黒・赤のカラーパレットで日本の着物や「和」をイメージさせるルックが並んだ。
そのプリントなどの部分部分に「銘仙」が再利用させていて、時代感漂う和やかな印象を与えてくれる。
後半は、今回デザイナーの中野さんがやりたかったという「パステル」
昔からやっているバレリーナをイメージしたスタイルに、多色使いのパステルワンピースを着させ、可愛らしいバレリーナを表現した。
再利用した「銘仙」は30年以上前から集めているという
デザイナーの中野さんは、
「グローバルな時代になるほど日本文化を大切に」
というメッセージを残してくれた。
Photo・Text:Katsutoshi Onuma